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子どもの病気

子どもは風邪をひいて、体を強くしていきます。
ですが、初めての「発熱」となると、驚き不安になってしまうもの。

でも発熱は、ウイルスや細菌感染によっていたずらをされた時、熱でやっつけようとする反応です。

また、「発熱」と同時に症状としてあげられるものは「咳」「嘔吐」「下痢」「発疹」があります。
もちろん、症状だけが現れることも多いです。
熱があってもなくても、ケアは変わりません。

また、感染症であっても同様にケアは変わらないのです。
基本のケアを知っているといざという時、とっても心強いもので安心材料にもなると思います。

それぞれのケア対応について、今までの経験を踏まえまとめ記載しましたのでご参考ください。

発 熱

体温は、年齢によっても、時刻によっても、測り方によっても、個人によっても違います。

年齢が低いほど体温は高く、平熱は朝低く午後から高くなります。わきの下か耳の中か、水銀体温計か電子体温計かによっても異なり、個人差も大きいため、 必ずお子さんの平熱をできれば同じ時間、同じ脇の下、同じ体温計で確認しておきます。一般には、わきの下で測って 37.5°C以上、あるいは平熱より 1°C以上高いときを発熱といわれます。

※起きてすぐや食事中などは、体温が上がっていることが多いので熱を測る際には、食後や寝起き30分以上あけて且つ落ち着いている時が良いでしょう。

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咳はよくある子どもの病気の症状です。
上気道へ鼻水が流れることによって咳を伴います。
咳は、病原菌を体外へ出そうというからだの反応です。ときに粘膜からの分泌物は痰となって、それを押し出すための咳も起こります。感染がおさまると自然に止まってきます。ふつうの風邪であれば、3~7日で症状は治るといわれています。

長引く咳、睡眠や生活に支障をきたす咳、発熱や呼吸困難、喘鳴(ぜんめい – ぜいぜいいうこと)を伴う咳はかかりつけ医へ受診し、診察(治療)をしてもらいます。

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嘔吐

子どもは熱の上がる時や体調の悪いときに吐くことはよくあります。吐いたあとは、そのほかの症状(発熱、腹痛、発疹など他)がないかよく見てあげてください。1~2回吐いてもけろっとしてる場合は悪い病気でないことがほとんどです。咳き込んで吐くのも、ひっかかった痰を出そうとして食べたものを吐くのも、楽になって大丈夫。でもしつこい嘔吐は胃腸の重大な病気や神経の病気の場合があるので要注意です。

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下痢

下痢は、腸で水分を吸収することができず便が固まらない状態です。下痢であっても機嫌がよければあまり心配はいりません。食欲はなくても水分をしっかりとっていれば大丈夫なことがほとんどです。でも、何日も続くならかかりつけ医へ行きます。水のような下痢が1日に何回もあったり、嘔吐も発症したり、高熱や腹痛が続くときはウイルスによる腸炎の可能性も。また、細菌性の腸炎は発熱や腹痛も強く、抗生剤や点滴が必要なこともあるので、下痢が2〜3回出てるなら、まずはかかりつけ医へ受診しましょう。

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発疹

ぷつぷつ、ぶつぶつと皮膚の症状はいろんなものを含んでいます。感染性のものから、慢性のアレルギー性のものまでさまざまです。本当にわけのわからないぶつぶつは結構多いものです。自然に治っていくものであれば、様子観察してください。
下記についてはかかりつけ医(小児科医)で診断がつきますが、なかには本当にわからない皮膚の病気もとても多いので、自己判断はせず、発疹が出た場合はまずかかりつけ医へ。


▶︎ウイルス性全身疾患
▶︎皮膚感染症
▶︎アレルギー性
▶︎あせもと虫さされ
▶︎出血斑など

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